南下後あれこれ

週半ばに鍋と日本酒でそれなりに飲んだので気分が良い。塩昆布と海鮮味覇で鍋つゆを作るやつ。取り回しの効く食材ながら、しっかり出汁がでる。淡白な味になるのでゴマ油をかけてもよし。

 

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気分良く酔っ払っていたので綿棒を新居の洗面台脇の狭い溝に落としたが、そこは私の素晴らしい機転。厚紙を差し込んでもぞもぞしていたら何とか取れた。

あと最近では、(今月の記事を見ての通り)心が死なない程度に好きにやっている割に例の感染症検査を陰性でパスしたり、毎日フロに浸かるぜいたくをしても思いのほかガス代が大したことなかったり(使用量で23m^3くらい)、人生チョロいじゃないか、と思うことが度々あって嬉しい。反対の感覚は毎日のようにいじくり回しているから心にこびりついているのに、こっちの感覚はすぐ忘れていってしまう。だからこそ書け。

 

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きっかけがあって初めて美術系の個展にお邪魔した。同じネコの構図を水彩画、油絵、日本画で描き分けていたのが面白い。タイトルも各々に付いていて、水彩画の『大島猫』はいかにもその辺にいそうな「のどか」な感じ、日本画『ねこの王様』は銀箔が印象的でいかにも澄ました感じ、油絵『トルストイ』は分からん。それで良い。

 

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 楽しくて仕方なくできるかもしれないことと、その真逆のことの往復をして生きている。後者は心を殺されなければゲームクリア、前者は感動できることなら何やっても良いオープンエンド:やるぞ。だからこそ酒飲んで寝ろ。

 

ではまた。